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フルタ製菓株式会社 ボツ案 

オンエア中のTVCMについてダラダラと書くにゃ

スーパーマンなんか、いりません。









ヒーローものコンテンツが昔から大好きです。

ヒーローたちは、昔からずっと、

この星を征服しようとする悪いヤツらから

守り続けてくれているからです。




凶暴な怪獣や邪悪な宇宙人とのバトルを見るのも大好きです。

ヒーローがピンチになると、つい全力で応援していまいます。

別に守るべき星が自分の故郷でもなかったり、

まったくの赤の他人の命を救うためだったりするにもかかわらず

一生懸命戦ってくれる方々には、ただただ頭が下がるばかりです。




でも、ボクがヒーローものコンテンツの中で一番好きなシーンは

最後に彼らが去っていくところです。




彼らは、悪いヤツらをやっつけた後に、地元の人に請求書を提出することもありませんし、

英雄扱いされることに気を良くして、そこにいつまでも居座り続けるような、ややこしい事態も招きません。

誰のおかげでお前はこんな安穏な暮らしを送ることができているんだ的な

夫婦の会話だったら言った瞬間に廊下にバケツを持って立たされそうなセリフは

まあ台本にもアドリブにも存在しません。




そんなわけで、ヒーローは、去っていきます。

いや少し言い間違えました、彼らは去っていくから、ヒーローなんです。

サヨナラだけが人生です。




そしてヒーローものコンテンツが素晴らしいのは、それは現実ではないからです。

人間と言うものは、そんな簡単にはいきません。

あの時に助けてやったノニ。

オレはあんなに苦しい思いしてまで救ってやったノニ。



ノニ、ノニ、ノニ!



南国の奇跡の果実が世間にはあふれています。

かつてヒーローだった人々も

気がつくと怒りの怪人ナンカクレゲルゲへと変貌してしまうのが人情というもの。



だから、この現実においては、スーパーヒーローなんて必要ないと思っています。

この個人情報にナーバスな世の中において、個人名が特定可能な

1人から5人くらいのスーパーヒーローが突然現れて、変身したり巨大化したりして

地球を救ってくれるのを待つのはやめたいと思います。



そんな他人頼みの態度で毎日を暮らすのもイヤですし、

そうなったら自分なんかは番組の冒頭あたりで怪しい人影に気づいて

ちょっと確認しに行ったせいで死亡フラグ立ちまくるのが目に見えてますし、

何かの手違いでスーパーヒーローになってしまった日には

最後にみんなとサヨナラしないといけないと思うと、もう悲しくてお芝居にも力が入りません。



だから、スーパーマンなんて、いりません。



もし自分が凶悪怪人コンダケヤッタンダカラナンカクレゲルゲへと

進化しないために書き残しておきますけど

人間はですね、何か行動を起こした時に、もう成功を収めているんです。



おっくうな自分を奮い立たせて、言い聞かせて、

新しい一歩を踏み出すことができたという、その事実自体が大成功なんです。

そこに満足して毎日を生きようと思うんです。



他人から見てカッコ良いとかカッコ悪いとかもうそんなこと、どうでもいいです。

勇気を持って何かの行動を起こした人は、誰もが成功者なんです。



でも、それ以上の報酬なんて欲しくないといえばウソになりますから

フルタ製菓のヒーローとヒロインたちの版権ビジネス的なものも

ご興味があれば買ってくださいねとだけ、申し上げておきます。