このたびは私たちのボツ案のために
貴重な時間をいただき
本当にありがとうございます。
本日、公開いたしますボツ案は
今回、最後の最後まで
残っていた案です。
そういう意味では、企画としては
優秀なのかもしれません。
しかし、本当にそれで良いのでしょうか。
ボツ案たるもの
こんな案でも良いのだろうかと
ビクビクしながら
しかし一縷の望みを抱きながら
震える声で企画意図を説明するやいなや
フンと鼻で笑われ、パッと散る。
それがボツ案の美学なのでは
ないのでしょうか。
結局、ボツ案はボツ案。
すなわち、
という塩梅なのであります。
申し訳ございません。
少し取り乱してしまいました。
それでは、ご覧ください。
タイトルは「please」です。
フルタ製菓には、たしかに
潤沢な広告予算はありません。
タレントさんを起用するなんて
夢のまた夢。
そういう意味において、この企画は
お財布にもやさしい、
思いやりのある企画でした。
しかし、
「企画の時点で作りこみすぎだ」
「もう採用案のつもりでいる。おこがましい」
「しかも、コンテの字が小さすぎて見にくい」
という重大な欠陥が見つかったため
断腸の思いでボツにした次第であります。
皆様の幸せを心から祈っております。
フルタ製菓株式会社 一同
なお、実際に採用されたテレビコマーシャルは
運がよければ、また日曜の午前中に放送されるはずです。
それまで、フルタ製菓の社歌でもお聴きになって
お待ちいただけますよう、お願い申しあげます。
以下、リンクを貼らせていただきます。