フルタ製菓株式会社 ボツ案 

オンエア中のTVCMについてダラダラと書くにゃ

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このたびは私たちのボツ案のために

貴重な時間をいただき

本当にありがとうございます。







人力検索はてな」による厳正なアンケートの結果としまして

本ブログに不足しているものは

「清水の舞台から飛び降りるような勇敢さ」

だと判明いたしました。






よって、清水の舞台から飛び降りるべく

阪急京都線「河原町駅」から出発する所存であります。



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清水の舞台とは、いかなる場所なのでしょうか。



いずれにせよ、噂に聞く大舞台から飛び降りるという

相応の覚悟を持った本物の猛者どもが集まる

ところであるに違いありません。


市バスの中で武者ぶるい中であります。


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参道は思ったよりも賑やかで

皆様、ずいぶん楽しそうにしております。

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リア充な空気が充満しているのであります。




フルタ製菓のコアターゲットの皆様も

大勢いらっしゃいます。

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境内に入ると、荘厳な仁王門がそびえたっております。


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いくらリア充感が漂っていようとも

ここはつわものどもが集う場所。

さすがの迫力であります。


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だんだん緊張してまいりました。




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・・・参拝料?


涙をのんで

セコイヤチョコレート10個分を支払い

チケットを入手。



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いよいよ、あの夢の舞台に近づいてまいります。




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たしかに、ここは清水の舞台のようであります。


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歴戦の勇者たちでごったがえす中、

意を決して、飛び降りるべく

いざ、ゆかん。





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少々、お待ちください。







これは、飛び降りるには

心持ち高すぎるのではないでしょうか。


念のために、別の角度から確認させていただきます。



ほう、これは・・・



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念のため、着地するであろう地点も確認させていただきます。



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ほうほう、なるほど。


何やら尖ったものが。



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すなわち、ここから飛び降りるということは





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という意味だと理解させていただいて、よろしいでしょうか。





勇気を出して、言わせていただきます。
















無理であります。




怖いのであります。




これで勇敢さが足りないと言われても

甘んじて、その誹りを受けたく存じます。


あえて申し上げるならば

人間というものは弱い生き物なのであります。


どれだけ威勢のいい面を下げていても

そして、どれだけ「できる奴アピール」を

会社の中でしていても

清水の舞台からちょっと飛んでみることすら

できないような、そんな弱い生命体なのであります。


しかし、この自分の弱さを否定する気は、毛頭ございません。


むしろ、この場を借りて申し上げたい。


そんな弱さを抱きしめて生きていくことが

人間には必要なのではありませんでしょうか。


世の中はめまぐるしく変化を遂げてゆきます。

そして私たちは生き残るために、絶え間なくこの変化に

対応し続けなければなりません。


それは楽しくもありますが、同時に

身を切るような辛さをも伴うのであります。

その痛みを全面的に否定して

ダーウィン氏の言説どおり

変化に対応し続けるものだけが生き残れるのだと

うそぶいていられるほどのタフでマッチョなハートの強さは

まったく持ち合わせていないのであります。


それよりも、私たちの心の隅っこで

震えるひざを抱きかかえながら

ぽつねんと座っている

小さくて、もろくて、弱い自分を、

どう頑張ったって変わることのできない

ささやかだけれども大切にしている部分を、

優しく抱きしめてあげても、いいのではないでしょうか。



だから、もう強がるのはやめるのであります。

ああ、今日もなんとか無事に暮らせたと

駄菓子を食べて、ほんのり笑顔になれたら

それで良し、ということにしたいのであります。








とはいえ、このままおめおめと帰ってしまえば

皆様のご意志を無駄にしてしまうということだけが、気がかり。



かようなことをぼんやりと考えながら歩いているうちに

ふと、気づいたのであります。

そういえば、ここは京都であります。


かくなるうえは。






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帰り道に購入した、志津屋さんの元祖ビーフカツサンドであります。


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では引き続き、今後の方向性について

人力検索はてな」なる

Q&Aサービスを用い

ご意見を聞かせていただきたい

次第であります。




http://q.hatena.ne.jp/1353540619





皆様の幸せを心から祈っております。 

フルタ製菓株式会社 一同